Microtech logo

ショックトラッカ

ショックトラッカ

ショックトラッカ製品イメージ

輸送トラブルの見張り番
最長2年、無人でデータの収録が可能

輸送中の貨物の損傷には多くの原因があります。
ショックトラッカは輸送中に大切な製品や梱包物が受けるショック(G)の大きさを内蔵メモリに取り込み、
後に専用ソフトでコンピュータにダウンロードすることによって、貨物が輸送中に受けたショックの大きさ、
発生日時が時系列でグラフ化され、データリストを確認できます。

特徴

  • データ取り込みフレームは1秒/フレームから4.5時間/フレームの間で設定可能
    各フレーム内の最大ショック(G)を内蔵メモリに記録
  • 内蔵メモリは最大7,900フレームのショックデータを保存可能
  • 使用目的に合わせ、ショックの大きさ別に3種類の機器をラインナップ
  • 応答周波数5~500Hz。各フレーム内で発生した衝撃加速度のピークを確実に捕捉し記録
  • 分解能1/256
  • 2点のアラームリミットをプログラム設定可能
  • 遅延スタート用ソフト内蔵

主な用途

各種貨物の
輸送監視

製品梱包方法の
見直し

輸送ルート・
方法のチェック

安全輸送後の
無事故証明

新環境基準に
対応した梱包材の
フィールドテスト

列車・バス・
自動車などの
乗り心地テスト

設定と動作

  • ショックトラッカは専用のソフトでコントロールされます。
  • ショックトラッカを専用ケーブル(RS232)を介してコンピュータのCOMポートに接続します。
  • 次にコンピュータ画面上でデータ集録に必要な各種パラメータを設定します。
  • 設定されたパラメータがショックトラッカに転送されれば、コンピュータとショックトラッカ間の専用ケーブルを外し、無人でのデータ集録が開始されます。

設定項目

データ集録のための
フレーム単位時間設定

データ集録停止モードの
選択

遅延スタートモードの
選択設定

アラーム設定の有無および
アラームレベルの設定

データの読出し

  • 集録したデータをショックトラッカから取り出すには、再度ショックトラッカとコンピュータを専用の接続ケーブルで接続します。
    (データ集録中でもデータの読出しは可能)
  • コンピュータに転送された集録データは、まずグラフ化されて画面表示されます。
  • また、数値データ表として、あるいは統計学的処理結果としての表示も可能です。
  • すべてのデータはハードコピーが可能です。

専用ソフト

  • 専用ソフトSTM(Shocktracker Maneger)はショックトラッカから転送されたデータをグラフ形式などに加工します。
  • また、これらのデータをクリップボードへコピー、またエクスポートやプリントも可能です。
  • ステータス情報およびヘルプメッセージは画面下のステータス欄に表示されます。

仕様

機種別仕様

モデル名 型式 測定範囲(G :9.8m/s2)
1099 1099-5 0~5
1099-50 0~50
1099-100 0~100

各モデル共通仕様

最大許容ショック 300G
データ集録容量 最大7,900データ
分解能 8ビット(1/256)
集録停止モード 満杯停止、連続書換、読取回数指定のいずれか指定
アラームリミット 2つのレベル設定が可能
遅延スタート 即時開始、開始日時指定、遅延時間のいずれか選択
内蔵バッテリー リチウム電池(3V、ER3S),交換可
使用温度範囲 -50℃ ~ 70℃
寸法 74(L)mm × 68(W)mm × 34(H)mm
重量 125g

< 外形寸法図(mm)>

トラッカ図面イメージ

▲ このページの先頭に戻る